2006-02-01から1ヶ月間の記事一覧

フリア・ナバロ 『聖骸布血盟』

今の日本でトリノと言えば冬季オリンピックの話題だと思いますが、今日のご紹介本は「トリノの聖骸布」の歴史とそれにまつわる伝説、陰謀を描いた小説です。 ダン・ブラウンの歴史ミステリーが好きな方なら、けっこう楽しめる仕上がりですが、本家にはかなわ…

笠井 潔 『ヴァンパイヤー戦争』

今日は内容よりも本の挿絵についてご紹介をしたいと思います。 この作品は1982年に書き始められ、現在も講談社文庫からリニューアルされたシリーズで出版されています。 笠井潔の娯楽伝奇SF小説で、ジャンルとしては古代文明、吸血鬼、CIA、超能力などが…

島田壮司 『上高地の切り裂きジャック』

久し振りに読んだ「御手洗シリーズ」です。 表題作の「~切り裂きジャック」は2000年8月、御手洗はスウェーデンにいて大学の講師でもしているのか、電話とメールでの推理で事件を解決に導いてしまう。 上高地のロケ途中に出演女優が死体で発見された。…

☆ロングバトン☆です

絵本好きのkoto_recordさんよりロングバトンいただきました。 Q1 名前をどうぞ ブログ用のHNは、しろねこ です。 Q2 性別は? 女性 です。 Q3 生年月日をお願いします ・・・・・・ 女性に年齢を聞くのは、マナー違反 ということでパス^w^ Q4 家族構成…

島田荘司 『北の夕鶴2/3の殺人』

あまり読んだ事のない「吉敷竹史シリーズ」ミステリ第三弾です。 実は「社会派ミステリ」という範疇に偏見をもっておりました。御手洗シリーズは、奇想、トリッキー、探偵物という大好きな分野なのですが、吉敷シリーズは、社会派、ハードボイルド、トラベル…

近況です^^(いいわけ?)

待ちに待ったゲーム『モンスターハンター2』がやってきました。 期待通りの良いゲームで、前作より敵モンスターが強くなっていたり、フィールドが一新されてグラフィックも益々美しくなっていました。まだ出だしなのでメインの飛龍は登場しませんが、始めた…

☆電話バトン☆です

男の料理名人ヒロさんより電話バトン 回ってきました。 電話は若い頃は何時間も平気でしゃべっていましたが、今は時間がなくて・・・。 でも、たまに友人と話すと話がはずんで、やはり2時間経過。 けっこう、電話好きですねえ^^ ではさっそく 電話に出る…

☆進化バトン☆です

めでたく10000HITを達成したkoto_recordさんより進化バトンを受け取りました。 ★ルール★ 気に入らない質問を3つ削除し、新しい質問を3つ加えてください。 進化バトン(○世代目)のところをカウントアップしてください。 私は 34代目進化バトン にな…

伊坂幸太郎 『砂漠』

伊坂幸太郎氏の「砂漠」は、読んでいて戸惑った作品でした。 大学生活を送る男女5人の青春小説であり、東北大学出身という氏の経験も少なからず入っている私小説 的な味わいもどこかに残している、そんな印象を受けました。 伊坂幸太郎がミステリ作家だとは…

☆芸能人相性占い!☆

古代史と旅の達人、スクネさんのブログで意外なものを発見しました。 なんと!【芸能人相性占い】です。興味ある方はここからどうぞ。 さっそくやってみました。 近藤真彦 79% デーモン小暮 62% 稲垣吾郎 49% おお、ジャニーズの兄さん格、近藤真彦…

トリノ・オリンピック開幕

いよいよ冬季五輪の開幕です。 日ごろスポーツは、見ないやらないのしろねこですが、こういったイベントになると訳も分からず盛り上がる体質なんです。 なにが楽しいって時差によるゲームの放映時間です(そこかい!!) 開会式3:55~6:30!! 他局…

有川 浩 『海の底』

ノンストップ・トンデモ・SFパニック・ミリタリー小説でした。 ダン・ブラウンがぐいぐい読ませると思いましたがこの作品はその5倍のスピードで読んでしまいました。分厚いハードカバーなのに、おもしろー!とか言いながら引き込まれて読了。 登場人物がとっ…

紀子さま、ご懐妊だそうです

ワイドショーが喧しく騒ぎ立てている臨時ニュース「紀子さま、ご懐妊」 一般庶民として、自分の妊娠が号外になるなんて屈辱以外のなにものでもないと思うのだが、街の善男善女たちのコメントは「おめでたいこと」一色だ。 へそ曲がりの私としては、妊娠自体…

『佐藤春夫集 夢を築く人々』日下三蔵編

昔、高校生くらいの頃、日本文学が苦手でした。 なにか泥臭く貧乏が染み付いたような作品か、教訓じみた物語と言う偏見を持っていたのです。 おかげで、母国語の名作を幾つ読み逃しているのか、大変な日本文学音痴になってしまいました。 さて、ちくま文庫か…

☆イメーバトン(自分篇)☆

書店員の読書家お姉様、りあむさんから「イメージバトン」頂きました。 自分のイメージかあ・・・改めて考えると身近すぎて分からなくなりそうですが、とりあえず質問に答えていきましょう! 自分を色にたとえると? りあむさんには、淡いブルーと言われまし…

西澤保彦 『依存』

これはミステリーといえるのだろうか? 西澤保彦の匠千暁シリーズ最高傑作、と裏の紹介文にありますが、何か途中で混沌のなかに置き去りにされたような気分のある読後感でした。 いや、つまらなかったのではありません。次々と現れる登場人物たちをめぐるた…

ダージュ・オブ・ケルベロス、なぜかゲット

昨日、息子が近所のGEOに行きたいと言い出しました。 「DVDでも借りるの?」 「いや、ゲームを買いに行く。」 なんだとー!母は金欠なのに何でお前がそんなお金をもっているんだ! 息子は、1月にもらったお年玉を密かに貯めていたのでした。 「そうなの!じ…

すべてが0になる

某ブログの○○氏の真似をしてみました(笑) 今日になったばかりの深夜0:00過ぎのこと。 日付が変りカウンターが0になっていたのですが・・・ ん?すべてが0だあああ~~!!! わが目を疑いました。もう一回よく見直しても、やはりカウンターが000…

塚本邦雄 『薔薇色のゴリラ』

副題に「名作シャンソン百花譜」とあるようにシャンソンの音楽評論です。 え?しゃんそん?しろねこがそんなもの聴くんかい?とお思いの方、はい、好きなんですシャンソン! 私もホラーやへヴィメタル、ミステリーなど血なまぐさいものばかり愛好しているわ…

若竹七海 『スクランブル』

女子高校で起きた殺人事件を、15年後結婚式で久し振りに再会した友人たちが回想しながら解き明かしていくミステリーである。 1980年、17歳の少女が私立女子高のシャワールームで殺害された。 彼女はこの学校の生徒ではなく身元は不明。 警察も入って…