2011-02-01から1ヶ月間の記事一覧

松岡正剛の書店だって。

まずはこちらのサイトを見てください。 http://www.chuko.co.jp/special/matsuoka/ 読書好きで、ちょっとネットなどいじっている方なら、いつかどこかで出会っているであろう「千夜千冊」の書き手、松岡正剛さん。 日本でも有数の読み手である正剛さんが、な…

川口雅幸 『からくり夢時計』

内容(「BOOK」データベースより) 時計店の息子・小6の聖時は、幼い頃に交通事故で母親を亡くし、今は父と年の離れた兄との3人家族。冬のある日、厳格な兄と大喧嘩をして店の作業部屋へ逃げ込んだ聖時は、そこで不思議な鍵を発見した。その鍵を古い壁掛け時…

安東能明 『撃てない警官』

内容(「BOOK」データベースより) 模範的な警官になろうと、誰よりも強く思ってきた。ノンキャリアながら管理部門で抜擢され、エリート部署へ配属された。だが、待っていたのは不祥事の責任を被る屈辱の左遷…。若き警部・柴崎令司が、飛ばされた所轄署で体…

萩原朔太郎 『青猫』

青猫 この美しい都會を愛するのはよいことだ この美しい都會の建築を愛するのはよいことだ すべてのやさしい女性をもとめるために すべての高貴な生活をもとめるために この都にきて賑やかな街路を通るのはよいことだ 街路にそうて立つ櫻の竝木 そこにも無數…

ドラマみてますか?

皆さまこんばんは。 最近はあまりドラマを見ないのですが、今期はちょっと面白いものがありました。 「ごくせん」の原作者森本梢子の漫画をドラマ化したもので、↑の「デカワンコ」。 嗅覚が警察犬並みに鋭い特異体質の女の子、花森一子。 その特技を活かし…

大倉 崇裕 『七度狐』

内容(「BOOK」データベースより) 静岡に行ってくれないかな―北海道出張中の牧編集長から電話を受け、緑は単身杵槌村へ取材に赴く。ここで落語の名跡の後継者を決める口演会が開かれるのである。ところが到着早々村は豪雨で孤立無援になり、関係者一同の緊…

貴志祐介 『悪の教典』

爽やかで知的で好青年の高校教師蓮見。 アメリカの大学を出て英語の教師として勤めているが、女子生徒に絶大な人気がある。 しかし蓮見はその奥に恐ろしいサイコキラーとしての顔を秘めていた。 久しぶりの貴志さんの新作。 ↑の粗筋というか設定を読めばだい…