エッセイはお好きですか?

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旅と安吾と詩情のブロガー、あんごさんが「エッセイはお好きですか?」という記事をかかれました。

コメントを、と考えたのですが、だらだらと長くなりそうなので記事にすることに^^;
あんごさん、ネタを一つ頂きました^^;


で、質問は次の5項目。
①エッセイは読みますか?読むとしたらどんな時?
②オススメの作家さんは?
③あたまから読みますか?気の向いたところから読みますか?
④1冊しっかり読み切りますか?(3からの続きですね)
⑤その他、読むシチュエーションや様々なこだわり、逆に読まないとしたら何故?などフリートークで。

さっそく回答していきましょう。

①あまり読みませんが、好きな作家さんのエッセイだと手に取りやすいです。

②最近読んだなかではナンシー関恩田陸金井美恵子
 昔、読んで面白かったのは伊丹十三森茉莉中島らも

③一応頭からしっかり読みます。あまり拾い読みはしなくて、するとしたら再読の時です。

④挫折しない限り読みきるつもりでしたが、この質問で、「エッセイは途中でやめてもいいんだ」などと不埒なことを思い始めました(笑)

⑤中学生のころ、遠藤周作の弧狸庵シリーズに大はまりして、フィクション以外も面白い本があるのだ、と気づかされました。それから五木寛之とか北杜夫とか読んだのですが、やはり小説のほうが肌に合ったみたいですね。
田辺聖子の「カモカのおっちゃん」シリーズとか、抱腹絶倒のエッセイが好きでした^^;
中島梓林真理子など、話題の作家もちょこっと齧ってみたり。

伊丹十三氏の「ヨーロッパ退屈日記」はそんな中で、ものすごく輝いておりました。ただただ肌に合った作品で、一つ一つのエピソードをむさぼるように読んだものです。

 あんごさんも挙げておられましたが、森茉莉さんも好きな作家です。。
凝縮された宝石のような1篇もあれば、意地悪いおばあさんの視点もありで、こちらも本物の風格です。

ナンシーさんは最近のマイブーム(先日記事にしたばっか^^;)でして、昔雑誌などで虫食い的に読んでいたエッセイをまとめて消化しつつあります。

恩田さんは旅行記「恐怖の報酬」、「小説以外」が面白かったですね。ファンなら必読(?)

金井美恵子さんは、昔から小説のファンでしたが、最近は、美意識にあふれた美術系エッセイがお気に入りです^^。本屋さんでは美術書のところか、エッセイのところか、微妙な位置に置いてあります。是非読んでみてください。

でも圧倒的にエッセイを読む冊数は少ないです。
昔から、小説の濃厚な世界に食傷したとき、エッセイを読んで気分転換をはかり、またフィクションの世界に戻っていく。そんなことを繰り返してきたように思います。

しかし「エッセイ」といっても、一言でくくるには、あまりにも広大な世界が広がっています。
坂口安吾開高健も、幸田文も、まだまだいっぱい未読の本が眠ってます。
ミステリ本すら読みきれないのに、こっちにも守備範囲を広げてしまったら、いったいどーなるんだろう?(笑)
当分はつまみ食い程度のお付き合いで行こうかなと思ってます^^;

やはりダラダラになってしまった><。。。

あんごさん、こんな感じのエッセイ観です。

画像は安吾さんに敬意を表して^^v