物語
第六章 水城レイバーンへ ミナガルデ自由区はフェンリル王国の南に位置する、飛龍特別区である。大陸全土に広く生息する飛龍 だが、特にミナガルデ周辺は飛龍の繁殖地として知られている。そこはハンターズギルドと呼ばれる組織 の管理下に置かれ、フェンリ…
ここは、飛龍【ワイバーン】が支配する弱肉強食の世界。 ミナガルデ自由区は、広大な自然とそこに君臨する強大な飛龍、そしてモンスターハンター達が命を賭 けて戦う厳しい掟が支配する土地だ。 70歳の誕生日を迎えた元凄腕ハンター、ジャック。彼はMr.…
第五章 失意と矜持 ミナガルデの朝は早い。狩へ出立するハンターたちのざわめきが、宿屋の奥で寝ている者の眠りを妨げ る。 ゲリョスの攻撃を回避したケンジは、運悪く毒液に触れてしまい数日の療養を必要としていた。ハルも ボンドも無傷ではすまなかった。…
第四章 ジャックと仲間たちvsゲリョス ほどなく森と丘のベースキャンプが見えてきた。一番前を歩いていたリックという若者が、突然すっと んきょうな声をあげた。 「あれ!誰かキャンプに人がいるぞ!」 「そんなバカな・・・。ここは、わしらが独占して受注…
第三章 ジャックは武器をとった ジャックの誕生日を祝って、若者達も参加して乾杯の音頭がとられた。4人の老ハンターたちは、熱い 期待に満ちた歓迎の拍手に迎えられ、照れくさそうに杯を干していた。 「あのう、僕ら若いハンターの代表としてお礼を言わせ…
?H1>第二章 ジャックと仲間たち ミナガルデ地方は風光明媚な土地である。広大な草原に群れる草食竜や鹿に似たケルビを横目にジャック は道を急いでいた。 「アルバニスタは確かこのへんだったとおもうのじゃが・・・。」その時前を歩く若者に気がついた。 「…
第一章 ジャックは立ち上がった ココット村に朝日がのぼった。おだやかな村の一日が始まろうとしている。 ここは村はずれの一軒家、ジャック・ザ・グレート(偉大なるジャック)の家である。 「あいててて・・・。今朝はとくに冷えるわい。」 腰をさすりなが…
え~と、某HPで物語に参加させてもらてるんですが、自分のブログでもリレー小説のようなものを やりたいな~と思いまして。ここで、一つ書庫を作ってみました。 基本的に自分の投稿欄で、書いていきたいと考えてます。もちろん参加OKですので、続きをコメ…