#短歌

秋の歌

短歌といえば五七五七七。 一番有名でなじみ深いものに百人一首がありますね。 秋にちなんで、「秋の歌」でも並べてみるのも一興です。 では百人一首より 奥山に 紅葉ふみわけ 鳴く鹿の 声きく時ぞ 秋はかなしき 猿丸大夫 吹くからに 秋の草木の しをるれば …

春爛漫

この季節になると思い出すものそれは西行の歌。 願わくは花の下にて春死なん そのきさらぎの望月の頃 昨日は東京は雨、そして今日は花散らしの風が吹き荒れています。 桜の花の命は短いですね。 西行をはじめ歌人たち、詩人たちはその美しくも儚い花に数々の…

良寛~純粋なとらわれない心~

この記事を書くきっかけは、昨日行った居酒屋「笑笑」の壁にありました。 そこには良寛さんの歌と子供と手まりに興じる良寛さんの姿が描かれていたのです。 手毬をよめる 冬ごもり 春さりくれば 飯(いひ)乞ふと 草のいほりを 立ち出でて 里にい行(ゆ)けば た…

酒聖・若山牧水

国民的な人気のある歌人といえば若山牧水などは筆頭にあがるのではないでしょうか。 旅と酒をこよなく愛し、43歳でこの世を去った牧水は9000もの短歌を残しました。 その中でも最も有名なものは 白鳥は哀しからずや空の青海のあをにも染まずただよふ …

漂白の歌人 西行

次は西行をUPします、なんて大きい事言わなければよかった。 後悔先に立たず・・・なるほど、こういう時に使うのね、と納得した私でした。 ともあれ、時は桜の季節。西行がいなかったら日本人はこんなに桜が好きではなかったのでは、と言われるくらい、西行…