初めて映画館で観た映画は

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久しぶりの記事となると、けっこう難しいので、yahoo!の「投稿ネタ」からこのテーマで。

初めて映画館で・・・というのは、多分「東映マンガ祭り」とか、小学校で連れていかれた「地球45億年の歴史」的な映画になってしまうと思うのですが、それもすごく鮮烈な思い出として残っているけど、やはりはっきり記憶に残り今でも鑑賞したいと思う映画は、これかなというのを挙げてみたいです。

まず「アラビアのロレンス」ですね。↑は主人公ではないオマー・シャリフという俳優さんですが、ピーター・オトゥールを食いそうなくらいかっこよかった名わき役です。
重厚で長大、スケールの大きさと時代のダイナミックさ、そして悲劇的結末から始まる独特な構成。
すべてが映画のモンスターというべき凄まじい名作でした。
子どもむけのヒーロー像を見事にひっくり返してくれたロレンス。最初に観たときと(小学生くらい?)今では、感じるところが大きく変わっている、そんな怪物のような作品でした。

サウンド・オブ・ミュージック」もこのころ観た作品でした。こちらはロレンスとは全く逆の、なんとも楽しく心躍る作品でした。マリアの可愛らしさと勇気、トラップ大佐のかっこよさ。
時代に翻弄されながら、勇気と英知と歌の力で、ナチスから逃れるところは手に汗握りながら、その映像の美しさに魅せられましたね。

一番古いのはやはり「王様のつるぎ」でしょうか。
ディズニーアニメで唯一大好きな作品(コラ!)です。
小学校のころ叔母に連れていってもらったのですが、ふくろうのアルキメデスは今でも好きなキャラだったりします(笑)

そして私らしいといえば私らしいのですが、「ミイラ男シリーズ」もよく母に連れられて観たものです(爆)
ホラーといえばミイラ、狼男、ドラキュラ、フランケンって時代でしたね~。
黒作品で、ハレーションをおこしたような画面、それがかえって暗がりが見えづらく恐怖感を煽ったものでした。

友人と映画に行くようになると「小さな恋のメロディー」とか「ヘルハウス」とか(なんやねん!)
ちょっとダッチロールぎみの映画歴になってきますね~(苦笑)

今ではブルーレイとかDVDとか、なんでも個人で楽しめるのがいいですね。
でも、映画館で固い椅子に何時間も座って、画面にくぎ付けになった時代のほうが必死になって観ていた気がします。眼前に広がる大画面の中の世界、暴力的なくらい大きな音。それらに魅入られて、何回も観た映画がありました。不思議なことにそれらは、家のテレビでは観る気が起きないのです。
映画館という暗く謎めいた空間の魔法なくしては輝けない映画というものが確かにあるのでしょうね。