からすうり 秋

からすうり、という植物をご存じでしょうか。

こんな面白い実を秋につける蔓性の植物です。

そして花もまた特徴的な、レースのような花弁を持ってます。

まだ子どもの頃、田舎の小学校に通っていた私は、1回だけ崖っぷちにぶら下がっていたこの実を見たことがありました。
その後、梨木香歩さんの「家守綺談」で再会しましたが、その時ちょっと調べてみたらとても繊細な花を咲かす植物だということを知りました。
でも、なんとなく山奥のイメージのあるからすうりでしたので、まさか杉並の自宅のそばで出合えるとは思ってもみなかったのです。

ちょうど我が家の1本裏の道にある一戸建てのおうちの庭にそれはありました。

雄と雌の木があるので、実が成るかはわからないのですが、あの繊細なレースのような白い花を見つけたのです。

今はもう全部散ってしまいましたが、これから実るのかは不明です。

赤い実の色も、日本的な赤で、秋のイメージにぴったりです。
あけびという果実も不思議な色をしてますね。秋の果実は本当に眺めていて、うれしくなるような色、形をもっています。

そうそう、からすうりは、とても苦くて食べられないけど、中の種はうちでのこづち型をしているそうです。お目出度いなあ＾＾。

話は変わって、先日足の指を骨折しました。
生まれて初めて骨折というものを経験したのですが、その瞬間は激痛でした。

まあ、草履からこけて、鼻緒で第２指を思いっきりひねったのが原因というなんともハタ迷惑な事故だったのですが（苦笑）

やはりからすうりなんぞを見つけようと、上ばっかり見て歩いているからこんなことになるのかも。

散歩はできないけど、自転車は乗れるのでまだ買い物なんかは出来ております。
１０月はあまりうろうろしないで、家にいることになりそうです（泣）