忘却の岬・解答編(笑)

いよいよ今日の深夜に解答編が放映されます。(地域により11日)

そこで(笑)はついてるものの、私の推理を書いてみましょう。

推理とは言っても全貌が分かったわけではないので、全然エレガントな解答ではありません。

1.まず、記憶喪失の問題。

卓也の記憶喪失は2回あったと思われます。

最初は2007年、沢に落ちて頭を打ったとき。

次が2008年、「忘却の座」に座って激しいフラッシュバックに襲われたとき。

2.部屋の問題。

卓也の部屋は最初、枕もとの棚に白馬の置物があった。
さらに、真紀と話している場面で、いきなり背後の鏡のようなものが消えたりする。

ここから観て、部屋は二つ、さらに屋敷も2軒あったと思われる。
1軒目は白馬の置物のある宗谷家。
もう一つは、窓の下が断崖絶壁の卓也の叔父の屋敷。

そう思ったのは観光地図で、宗谷邸は海に直接面して建っていないこと。
半島の東側には良く見えないが、海沿いの建物があった。
ということで、卓也は2008年にはこの半島の東に位置する叔父の家に寝泊りしていた。

普段使わない屋敷なので、たぶん冷蔵庫はからっぽに近い状態だったと思うので、泰江が見せたがらなかったのではないか。

3.死体移動、アリバイの問題。

アリバイがないのは卓也だけというが、これは車椅子で夜にでも運べば解決する。
実際、岬に通じる道に残された卓也の足跡の上を車椅子のわだちが通っている。
家政婦が車椅子を押して岬にいったのは午前中、卓也が岬に行ったのは午後5時すぎ。
誰かが、卓也の後にもう一度車椅子で、岬への道を通ったことになる。


4.物置。

都井がTVを物置にしまったとき、TVをカバーしている白い布は窓より下にあった。
岬から帰った卓也たちが、再度物置に入ったとき、白い布の高さがあきらかに窓より上、かなり高くなっている。
犯人は一時死体をここに隠していたのだろう。


5.車の問題。

23日の夜、死体を運んだのは車に乗せてと思われる。
都井と医師が車を出していた。
両方ともかなり大きめの車なので、可能。

6.時制の問題。

2007年、2008年が混在しているようだが、きっちりここと、ここが2008とかは分からない。
北京オリンピックなどが年度を示す。
その他、デビューアルバムの演歌歌手が人気歌手になっていたり。

7.携帯で110番の問題

被害者立石が5時30分くらいに圏外と分かっていながら110を押している。
これは110ではなく、かな入力で「いわ」と入れたのではないか。




え~、肝心の犯人ですが、決め手がありませんでした。
車を自由に使えるということで、都井か先生。
花と「思い出せ」のカードをベッドに置く機会があるのはどちらも。
しかし、師匠の推理で「犯人は、部屋にかけつけた人のなかにいない」「まだあの部屋に隠れていた」というのがありました。
そこで、犯人は医者、ということにしましょう(テキトー)

正彦は街にいたので、犯行は不可能。
この事件は2007年に起こったので、海馬トンネルはまだ開通していなかった。
宗谷父が23日に書類を読んでいたが、「海馬トンネル工事・5月分請求書」とある。
2008年4月には開通予定のトンネルなので、5月分工事の請求書はおかしい。
よって、2007年としました。




不明点

何故、卓也を2007年と騙そうとしたのか。(父親殺害の時効がからむ?)

卓也の部屋が二つあるのは何故か?(崖くずれの現場を隠すため?)

犯人の動機。

110番、もしくは「いわ」の謎


ははは、私の頭ではここまでしか推理できませんでした。
どうでしょう?当たっているかしら?(笑)