GO TO DMC!
漫画雑誌を買わなくなってもう何年もたつ。
最近では息子がジャンプを買ってくるので、それに目を通すこともあるが、やはり昔のように全部読んだりはしなくなった。
漫画とともに育ってきた世代としては、寂しいものがあった。
現役の漫画読み(こんな言葉があるかどうかは知らないが)の方たちが楽しそうに、流行の名作について語るのを聞きながら、「もうマンガは現役引退なのかもな」と一人ごちていた。
最近では息子がジャンプを買ってくるので、それに目を通すこともあるが、やはり昔のように全部読んだりはしなくなった。
漫画とともに育ってきた世代としては、寂しいものがあった。
現役の漫画読み(こんな言葉があるかどうかは知らないが)の方たちが楽しそうに、流行の名作について語るのを聞きながら、「もうマンガは現役引退なのかもな」と一人ごちていた。
しかし、なんだか最近面白いマンガに出合うことが(ちょっとだけだが)多くなってきた。
主人公もよかったが、「貞子」のようなキャラだった少女がノートに描いた漫画によってクラスの人気者になっていくところなど、涙ナシには読めなかった。もちろん大笑いで涙がでちゃう方である。
最大のヒーローは、オタクで無意味にいい身体をした漫研の真島海だろう。
最近読んだ漫画のなかでも出色の濃いキャラかもしれない。
最大のヒーローは、オタクで無意味にいい身体をした漫研の真島海だろう。
最近読んだ漫画のなかでも出色の濃いキャラかもしれない。
そして現在ジャンプで連載中の「バリハケン」。
秋葉オタクで眼鏡キャラの御手洗団子(みたらしだんご)。
ギャルゲー、フィギュア、声優のおっかけなど、オタクライフ一筋の高校生。
ギャルゲー、フィギュア、声優のおっかけなど、オタクライフ一筋の高校生。
しかし、あるとき、タイマン張らせたら学校一の番長にからまれてしまう。争いごとが嫌いな団子だったが、番長がお宝の美少女フィギュアをポッキリ壊したところで、大爆発。
怒りに我を忘れて、いつの間にか番長を素手でノックアウトしてしまう。そこから大いなる誤解が始まり、団子は高校のワルたちの首領に祭り上げられてしまう。
怒りに我を忘れて、いつの間にか番長を素手でノックアウトしてしまう。そこから大いなる誤解が始まり、団子は高校のワルたちの首領に祭り上げられてしまう。
とまあ、書くのもバカバカしいアラスジなのだが、これがすっかり気に入って、毎週楽しみにしているというテイタラクである。
これがもうバカみたいに可笑しかった。
下品で差別用語爆発のシモネタ満載な顰蹙マンガなのだが、このパワーの前にはもう笑うしかないだろう。
ごめんなさい、女性のかたにはお薦めしません。多分、不愉快になる方が続出しそうなので(苦笑)
下品で差別用語爆発のシモネタ満載な顰蹙マンガなのだが、このパワーの前にはもう笑うしかないだろう。
ごめんなさい、女性のかたにはお薦めしません。多分、不愉快になる方が続出しそうなので(苦笑)
でも、8月にはロードショーということで、意外と世間さまの支持を集めているのだろうか?
オシャレで軽い音楽が大好きな根岸くん。
ギター1本持って、ミュージシャンの夢を抱き上京。しかし、何故かデスメタルバンド「デトロイト・メタル・シティ」のギター・ボーカルとしてデビュー。
デスメタル界のカリスマ、ヨハネ・クラウザーⅡ世として地上に降臨した悪魔キャラで思わぬ大ブレイク。
ギター1本持って、ミュージシャンの夢を抱き上京。しかし、何故かデスメタルバンド「デトロイト・メタル・シティ」のギター・ボーカルとしてデビュー。
デスメタル界のカリスマ、ヨハネ・クラウザーⅡ世として地上に降臨した悪魔キャラで思わぬ大ブレイク。
白塗りに歌舞伎メークのような隈取り、金髪ロンゲのカツラを着けて、デス声で歌うは「SATSUGAI」(殺害)
http://jp.youtube.com/watch?v=McVCfWdj1dc&feature=related
http://jp.youtube.com/watch?v=McVCfWdj1dc&feature=related
あまりに下ネタで、過激な歌詞なので、雑誌の紹介では「昨日は母さんルルルルル~、明日は父さんラララララ~」となっていた(笑)
デスメタルという様式美に貫かれた音楽を逆手にとって、ファンとクラウザーⅡ世(実は純朴な青年根岸)の間の誤解を拡大してギャグにしていくのが上手い。
デスメタルのお約束は、ミュージシャンは「悪魔」の化身である、とか、「地獄」から呼び出されてこの世に来たとか、歌詞は「F●CK」やら「mother fu●kin」を必ず入れなければ正しくないとか(爆)
まあ、青少年には聴かせたくないが、欲求不満の青少年しか聴かないであろうという矛盾に満ちた音楽なのである。
あくまでデス声は咽喉を絞るように汚らしく発声し、ヘッド・バンギングは激しく速く。
ライブには偽の血液(時に本物)が飛び散ったり、豚の首が登場したり、とにかくオドロオドロしいのだ。
漫画のなかで、クラウザーが蝙蝠を食らうPVというのが出てくるが、これは「ブラックサバス」のオジー・オズボーンが実際にライブでやったパフォーマンスである^^;
まあ、青少年には聴かせたくないが、欲求不満の青少年しか聴かないであろうという矛盾に満ちた音楽なのである。
あくまでデス声は咽喉を絞るように汚らしく発声し、ヘッド・バンギングは激しく速く。
ライブには偽の血液(時に本物)が飛び散ったり、豚の首が登場したり、とにかくオドロオドロしいのだ。
漫画のなかで、クラウザーが蝙蝠を食らうPVというのが出てくるが、これは「ブラックサバス」のオジー・オズボーンが実際にライブでやったパフォーマンスである^^;
アーティストは大抵白塗りやら、ゾンビ風やらで素顔の出演はまずない。
何故かデスメタルは北欧のバンドが多い。こちらは森と湖の国、福祉の国という美しいイメージ(家具もシンプルでオシャレ^^;)を持っているのに、向こうの若者は閉塞感に満ちているのだろうか?
このマンガにも、北欧の悪魔バンド「ヘルヴェタ」が登場する。
KKKのような三角頭巾をかぶった不気味バンドである。
KKKのような三角頭巾をかぶった不気味バンドである。
せりふの中に必ず「F●CK」という言葉が入る、鬼畜な人物だが、バンド対戦でクラウザーに敗れると
伝説の血塗られたギターをクラウザーに渡し、JAZZの世界へと消えていく。
伝説の血塗られたギターをクラウザーに渡し、JAZZの世界へと消えていく。
ベースをボンボン弾きながら、やはり歌詞は「●ァ~~~ック、ファ~~ッ●」である。
その他「デスレコーズ」の女社長やら、その側近の双子のマッチョ、ぐりとぐらも最高である。
人間、一番怖いのは普通の人がキレタとき、という言葉が身に沁みる作品である(笑)