2007年BESTコミックス
コミックス研究会の月野さんよりお便りが届いた。
こんにちは、 コミ研の新たな御題は、「2007、BESTコミックス」です。 何かと忙しい時期なので必修ではなく、自由課題とします。 書ける人は記事を書く、書けない人は記事を見る。 締め切りは12月末、部員以外の参加も大歓迎、ルールは無し。 よろしくお願いします。
ふ~ん、まあラブレターじゃないことは分かってたもんね、と悔しまぎれを言ってみたりして。
2007年の読書のベストもやってないのだが・・・。
その上、最近はろくに新しい漫画を読んでないのだが・・・。
その上、最近はろくに新しい漫画を読んでないのだが・・・。
でも、とにかく今年読んで面白かったものを幾つかご紹介しましょう。
ドラゴンと少年、そして風変わりな仲間たちとのRPGのようなストーリー。
ドラゴンを宿す少年ラルとドラゴンのグラド。
世界を滅亡に追いやる、闇の女王オプスキュリアを倒すため旅が始まる。
ラルのそばにいる、めがねっこで巨乳のミオ先生、強いんだけど融通がきかないカフカ。
女好きで、女のためだけに戦うラル。
ドラゴンを宿す少年ラルとドラゴンのグラド。
世界を滅亡に追いやる、闇の女王オプスキュリアを倒すため旅が始まる。
ラルのそばにいる、めがねっこで巨乳のミオ先生、強いんだけど融通がきかないカフカ。
女好きで、女のためだけに戦うラル。
なかなか力の抜けた設定で、しかも、本筋の迫力は小畑さんの画力でバッチリという美味しいコミック。
ついに15巻で完結した「ごくせん」。
非常に楽しませてもらったマンガでした。
ヤクザの一家の親分の孫娘が先生になって不良の高校生を教え導く心温まる作品(笑)
ドラマもちょっと違った面白さでしたが、やはり本家のコミックスの面白さは別格でした。
ラストも、八方まるく納まってOKだったのではないでしょうか。
非常に楽しませてもらったマンガでした。
ヤクザの一家の親分の孫娘が先生になって不良の高校生を教え導く心温まる作品(笑)
ドラマもちょっと違った面白さでしたが、やはり本家のコミックスの面白さは別格でした。
ラストも、八方まるく納まってOKだったのではないでしょうか。
「20世紀少年」の完結編。
「ともだち」の正体がついに明らかに!!!
今はやりの昭和の雰囲気が伝わってくる作品でした。私は単行本にはさまっていたメモを見て背筋が寒くなりました。
浦沢作品は、あまり親しんでなかったし、「モンスター」のように長くて途中で挫折した漫画もありました。
でも、これは面白かったなあ。
とはいえ、やはり長すぎです^^;;
「ともだち」の正体がついに明らかに!!!
今はやりの昭和の雰囲気が伝わってくる作品でした。私は単行本にはさまっていたメモを見て背筋が寒くなりました。
浦沢作品は、あまり親しんでなかったし、「モンスター」のように長くて途中で挫折した漫画もありました。
でも、これは面白かったなあ。
とはいえ、やはり長すぎです^^;;
平凡な高校生温(あつし)は幼児期は神童と呼ばれたほどの天才児だった。
ある時を境に、すべてが平凡な人間に封印されてしまう。
その温の前に現れたメッチャ可愛い女子高生つばさ。ドキドキしながら翼の誘惑に負けそうになるのだが、実はその正体は・・・。
この世と双子のように存在するバロック公国。二つの世界の均衡が破れるとき、災厄が訪れる。
ある時を境に、すべてが平凡な人間に封印されてしまう。
その温の前に現れたメッチャ可愛い女子高生つばさ。ドキドキしながら翼の誘惑に負けそうになるのだが、実はその正体は・・・。
この世と双子のように存在するバロック公国。二つの世界の均衡が破れるとき、災厄が訪れる。
バロック公国側の登場人物、ピラネージ卿。こんな萌えキャラを造ってくれた小川先生に感謝!
でも買ってよかった!
こりゃ面白いわ~。息子と一緒に「蝶にしてやる」と遊んでしまった。
こりゃ面白いわ~。息子と一緒に「蝶にしてやる」と遊んでしまった。
都塚さんの登場シーンの血しぶきもウケル。
読んでない方には何がなんだかの記事でした(笑)
読んでない方には何がなんだかの記事でした(笑)
諸星大二郎の不思議な世界が堪能できる1冊。
長編もいいのですが、この方の短編まんがは、イマジネーションが生々しく息づいているのが魅力です。
独特な絵柄は、作品が20年くらいに渡って収録されているにもかかわらず、ほとんど時間の流れを感じさせません。
この不条理な作品集のなかでも、「遠い国から【第1信】」は素晴らしい。
「カオカオ様が通る」「ナムル山紀行」「荒地にて」と第4信まであるのですが、1作目の旅人の独白は深く心に残ります。
旅人が通り過ぎる異世界の住人たちの、謎に満ちた生態。
小さくなる陽だまりのなかで、蹲る人。ひっそりと声もたてない。
険しい山に住みむ人々の家はロープで急斜面に繋ぎとめてある。ロープが切れて家が谷底に滑り落ちるとき、家の窓からこちらを見つめる視線。
長編もいいのですが、この方の短編まんがは、イマジネーションが生々しく息づいているのが魅力です。
独特な絵柄は、作品が20年くらいに渡って収録されているにもかかわらず、ほとんど時間の流れを感じさせません。
この不条理な作品集のなかでも、「遠い国から【第1信】」は素晴らしい。
「カオカオ様が通る」「ナムル山紀行」「荒地にて」と第4信まであるのですが、1作目の旅人の独白は深く心に残ります。
旅人が通り過ぎる異世界の住人たちの、謎に満ちた生態。
小さくなる陽だまりのなかで、蹲る人。ひっそりと声もたてない。
険しい山に住みむ人々の家はロープで急斜面に繋ぎとめてある。ロープが切れて家が谷底に滑り落ちるとき、家の窓からこちらを見つめる視線。
読む人を選ぶ作家ですが、この世界に嵌るとたまらない魅力のある漫画家です。
以上2007年、出会った漫画たちでした。(諸星作品のみ再読含みます。)
来年は、新しい漫画家さんとのいい出会いがありますように!