我が青春の4コマ漫画

本楽大学コミックス研究会も12人の会員を数え、活動も盛んになってきたようです。

今回はojyaさんが「4コマ漫画」につて語ろうという素敵な企画を立ち上げてくださいました。

4コマ漫画特集をやろう!本楽大学コミ研ニュース号外
http://blogs.yahoo.co.jp/ojya1922/49119689.html

そこで、またまた古い漫画についてちょっと書いてみようと思います^^;

キャッチコピーは「世界で一番くだらないキャラクター」でしょうか。


子供の頃から4コマ漫画は身近な新聞連載というかたちで親しんできました。
朝日新聞でしたので、朝は「サザエさん」夕刊は「フジ三太郎」という定番を毎日楽しみに読んでおりました。

新聞を読むというのは、TV欄と4コマ漫画を読むことでもありましたね(笑)

ストーリー漫画と違って普段の家庭や社会で起きる出来事を風刺した4コマ漫画は、藤子不二夫や手塚治虫が大好きな子供にとって、なにかちょっと大人の雰囲気があったことを思い出します。

フジ三太郎などは、ちょっとお色気もあってサラリーマンの読み物っぽさがムンムンしてました。


ところが、いしいひさいちのデビューで4コマに対する考えががらりとかわってしまったのです。

初めて「ガンバレ!タブチ君」を読んだとき、ゲラゲラ笑いすぎて母に気持ち悪がられました。

広岡監督のキャラに爆笑。

エピソード:部屋を片付けでいた広岡。昔の日記がでてきたのでついつい読み始める。
      ムラムラと昔の恨みがよみがえり川上の家にこっそり行って盆栽をハサミで切りまくる。


タブチ君の奥さんに大笑い。

エピソード:西武球場が出来た時、タブチ君は奥さんに新しい球場を自慢する。
      奥さん一言「でっかい野ツボみたいじゃない」

しかし、いしいひさいちの生み出したキャラで、最強のキャラはやはり最低人ではないでしょうか。

お読みでないかたは「地底人の逆襲」という文庫に入っていますので、ゼヒ読んでみてください。

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ご覧のように、あまりのくだらなさに苦情をいっても受け付けませんが(笑)


このいしいひさいちの登場から、4コマ漫画の傑作が次々と生み出され続けます。
現在は専門誌まであるとか。

吉田戦車喜国雅彦泉昌之中崎タツヤ業田良家など、お気に入りの作家も増えました。



そして、かなりマイナーな4コマの話しになりますが、ゲーム漫画というジャンルもありますね。

ゲームの攻略本とコミックスの間にひっそりと置かれている、いわばゲームファンむけのオタク漫画ですが、やりこんだゲームのツボをおさえている作品があったりして、意外と好きだったりします^^。

「テイルズ・シリーズ」「FFシリーズ」「ドラクエシリーズ」などいろいろ出ています。
何故か一人の作家ではなく、何人かのアンソロジーが多いことも特徴ですね。

こんなオタクの世界も入ってみると案外居心地のよいものになるようですね(笑)

いつものように、どうしても古い作家、作品に話題がかたよります^^;

今回の4コマ特集で、新しい作家や作品に出会えるのを楽しみにしてます。


現役バリバリで雑誌などを読んでいる皆様の記事、今からわくわくしますね。