ペットの名前はどうやってつける?

皆さんはご自分の名前、お好きでしょうか。

親が知恵をしぼって、幸多かれとつけたり、姓名判断でつけてくれたり、名付け親なんていうのもありますね。
それほど、古来よりネーミングは重要かつ悩ましい問題であったわけですが。ことペットの名前などとなると、あまりこだわりもなくポチとかタマとかつけちゃったりしますよね。
また、最近はゲームを始めるときにキャラクターに名前をつけないと始まらないなんていうのもあって、けっこう色々なものに命名しているわけです。

我が家もいろいろな動物や、ぬいぐるみなど名前をつけて可愛がっていますが、やはり初対面のときに「こいつには、なんて名前を付けてやろうかな?」
と考えるのが、けっこう楽しかったりします。

最初に飼った犬(わたしが幼稚園のとき)は、ロリーと名づけました。
雌の雑種で、柴犬とシェパードの合いの子でした。
福岡から東京に引っ越したさい、名古屋の途中停車のときに運送屋さんが逃がしてしまいました。
貨物といっしょに積まれてうんざりしたのでしょう。
強くて頭のよい忠実な犬でした。

次の犬は弁償として名古屋のショップから送られた柴の雑種。
この犬も気が強く、忠実で利口な犬でした。2代目ロリーです^^。

ロリーというのは私がテキトーにつけたので、理由などは忘れてしまってますが、アニメとか漫画からとったのでしょう。

まだ、野良犬がうろうろ徘徊しているような時代でした。
小さなロリーは散歩のときなど、野良にかみつかれそうになるので母が抱っこしてかばっていたのですが、成犬になると町内のボスになり(♀です^^;)堂々と歩いておりました。

子犬を4匹産んだのですが、産後の肥立ちが悪く(戌なのに)2歳になる前に死んでしまったのです。
母は、もうこんな悲しい思いはたくさんだ、と言ってその後犬を飼うことはなくなりました。
でも、貰ってきたカナリヤや文鳥など鳥は好きで、家にはいつも鳥がいました。

小学校2年のとき、ミミというセキセイインコを飼いました。
どう言うわけかウチの鳥たちは気が強く、このミミも可愛いし、利口なのに、指に噛み付くととんでもなく痛かったのを覚えてます。
「ミー カワイカワイ」とよく喋りました。

名前の話しから激しくそれて、思い出話になってしまいましたが、愛しいペットたちのことを思い出すとほんの子供だったころの事でさえ、鮮明に思い浮かぶのは不思議です。

その後、迷い込んできたオカメインコには、パナという名前を、これはちょうどパナソニックのTVを買った日に迷い込んできたからつけたのです。
道端の側溝に落ちていた雀のヒナを拾ったときは、どぶ子という名前をつけてやりました。

物干しに止まっていた白文鳥を保護したら、手乗りでした。
歴代の鳥のなかでも一番気性が荒かったので、アラちゃんと名づけました^^;
全身の筋肉をバネにして、手をつつく勇姿が忘れられません。
愛らしい姿なのに、その時ばかりは阿修羅のような恐ろしい形相になってました。

文鳥のゴロと市(いち)は知り合いからいただいた小鳥たちでした。
同じ親から生まれて、お雛様のように仲良くくっついていましたが、ある日突然お互いが♂だということに気づいて、仇のように喧嘩するようになってしまいました。
しょうがなく市を返して♀を貰ってきたのですが、ゴロが美男子だったのに奥さんのブンは、ちょっと器量がイマイチでした。

市という名は、生まれたとき眼がちゃんと開かなかったので座頭市からとったそうです。

ぬいぐるみにも、名前をつけます。
スヌーピーはプックリとしたお腹に赤いセーターを着せていたので「赤カブ」。
ざらしの赤ちゃんのぬいぐるみは、背骨が曲がっていたので「ハマチ」。(わかる方は、食品の安全に敏感な人かも^^;)

そして、息子には、日本男児としてこれしかないという名前を。
本人は全然気に入ってくれないようですが、つけてしまいました。

名前には魔力が宿るという言い伝えもありますが、たしかに、名付けをすると、親しみや愛情が沸いてくることはあるようです。

「しろねこ」も長くなり愛着がわいてきました。
名付けたときは、安直にパパっと付けてしまったのですが、今では第2の名前です。