「恐怖の館」?!!
今はもう引っ越してしまったのですが、横浜に住んでいた頃の実家はなんか不思議な家でした。
先日のバトン、「怖い体験」にも書いたのですが先祖の霊でもいらっしゃったのか。
おかしな現象があったのです。
おかしな現象があったのです。
それは押入れから聞こえる寝息。
2階の隣り合った部屋に両親と私は寝ていました。
間に押入れがあったのですが、真夜中にその中から気持ち良さそうな寝息が聞こえてきます。
押入れの向こうに寝ている両親のどちらかの寝息が聞こえるのかなあと思っておりました。
間に押入れがあったのですが、真夜中にその中から気持ち良さそうな寝息が聞こえてきます。
押入れの向こうに寝ている両親のどちらかの寝息が聞こえるのかなあと思っておりました。
しかし、ある日、階下で両親がまだ起きている時、やはり押入れから寝息がきこえてくるのです。
「すー、すー、すー」
規則正しい気持ち良さそうな寝息です。
「うわ、やばい!お化けが寝てるよ~~!!」
まだ10代の私はガタガタ震えてしまいました。
まあ、そこからがのん気なところなんですが、私、眠くなって寝てしまったんです(笑)
まあ、そこからがのん気なところなんですが、私、眠くなって寝てしまったんです(笑)
後日、母にその話をしたら、
「やっぱり聞こえてた?」と言うのです。母も押入れから寝息がきこえるなあ、娘の寝息が押入れを通して聞こえてくるのかなあ、とのん気に考えていたようです。
「やっぱり聞こえてた?」と言うのです。母も押入れから寝息がきこえるなあ、娘の寝息が押入れを通して聞こえてくるのかなあ、とのん気に考えていたようです。
「でもね、あんたが寝てないときもそういえば聞こえてたわ」
母もかなり天然です^^;
ちゃんとした、オチも因果関係もなにもない話ですみません、これで終わりなんです。
その後、両親が遠い親戚の家に泊りがけで行かなくてはならない用事ができた時のこと。
友人(女)二人を泊めて、ディスコに繰り出し遊んで帰宅した不良娘たち。
友人(女)二人を泊めて、ディスコに繰り出し遊んで帰宅した不良娘たち。
深夜、居間でお酒なんか飲みながら盛り上がっていたのですが、その中の一人友人Nがなんか変な素振りを見せ始めました。
「この家なんかいない?」
この友人はちょっと霊能があるのか、普通じゃないモノが見える人だったのです。
「この家なんかいない?」
この友人はちょっと霊能があるのか、普通じゃないモノが見える人だったのです。
「押入れに寝息ならいるけど・・・」とわたし。
「ちょっと、あんたたち!やめてよ!」いつもはクールなもう一人の友人Hは、青くなっていました。
「まあ、いいや。でもなんかかんじるんだよね~」Nは言葉を濁し、この話題はそれで終わりました。
次の日です。Nは隈のできた顔で起きてくると、
「このうち、絶対なんかいるよ~」と話しはじめたのです。
「このうち、絶対なんかいるよ~」と話しはじめたのです。
実は昨夜、見えたわけではないのだが頭の中で「着物に足袋姿の人が階段で下に降りようかどうしようか迷っている」様子が見えたというのです。
その時は膝から下くらいしか見えなかったのでどんな人物かは分かりませんでした。
そして、夜中の2時ころ布団を敷いて川の字になって3人で休んだのですが・・。
Nは、なにか寝苦しくてふと眼を覚ましたのです。
その時、頭の上に紋付の羽織を着たおじいさんが浮かんで、寝ている友人Hをしげしげと覗き込んでいるではありませんか。
Nは、なにか寝苦しくてふと眼を覚ましたのです。
その時、頭の上に紋付の羽織を着たおじいさんが浮かんで、寝ている友人Hをしげしげと覗き込んでいるではありませんか。
「あわあわ・・・」声も出せないほど驚いたNは布団をすっぽりかぶって震えていました。
しばらくして頭をそっと出してみるともう、おじいさんは消えていました。
私は、詳しくおじいさんの風体を聞いて
「うちのおじいちゃんだ」と叫んでしまいました。
「うちのおじいちゃんだ」と叫んでしまいました。
黒紋付の羽織、はげた頭にソフト帽。
私が知っているおじいちゃんの遺影そっくりだったのです。
私が知っているおじいちゃんの遺影そっくりだったのです。
「ぎゃあああああああ~~~!」遺影の話を聞いたNは絶叫。
でも身内なんだから、大丈夫よ。とか、なだめる私。
不思議な話でしたが、自分の祖父と思うとあまり怖くはなかったですね^^。
きっとあの寝息もおじいちゃんが寝てたのよ、と母と私は納得したのです。
祖母がなくなったとき、ちょうどその時間に私のネックレスがプツンと切れたり、そんなこともありました。
自分は霊感がまったくないのですが、もしあれば、あの家はちょっと住めなかったかもしれませんね^^;
自分は霊感がまったくないのですが、もしあれば、あの家はちょっと住めなかったかもしれませんね^^;