ミステリー小説講座に行ってきました。

大変ご無沙汰いたしました!^^;;
コメントやトラバのお返事もせずにホントにホントにすみません。

気づけばもう2ヶ月以上、放置してました。
自分のことでいろいろ忙しかったり、PCの調子がいまいちだったりで、ブログ始めて以来最長の放置になってしまいました。
PCの調子もプライベートも、良くはなってないのですが、このへんでちょっとばかり更新しようかと思って久々の記事を書いてます^^;(書き方これでよかったっけ)

ということで「ミステリー小説講座」です。

先日新聞に載っていた記事を見つけて、なんとなくネットから応募したのですが、当選葉書が舞い込みました。トークバトルは綾辻行人喜国雅彦北村薫の3氏。
これはもう行くっきゃない!と葉書を握り締めて立教大学タッカーホールへ・・・。

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撮影禁止なので3氏のトーク風景は載せられませんが、綾辻さんの司会で乱歩から現代のミステリ、本格ミステリについてのお話が聞けました。主催が読売の「読売江戸川乱歩フォーラム2009」だったので、各氏が語る乱歩作品や映像作品についてなど興味がつきません。
喜国さんらしい、小6で読んだ「陰獣」に人生変えられたというお言葉が印象的でしたね(笑)

「孤島の鬼」「陰獣」「鏡地獄」「蜘蛛男」「化人幻戯」
それぞれのMY BEST乱歩が挙げられました。もっと短編も読んでおけばよかった、と後悔。
喜国さんの「月光の~」のラストは「孤島の鬼」の洞窟をどうしても出したかったため洞窟シーンになったとか、「暗黒館」は綾辻版の「孤島~」だとか。
ちょっと北村先生の発言が少なかったようですが、「のりピー」から衆議院議員のヌード騒ぎまで、縦横無尽の話題満載で楽しい時間をすごしました。

そして講座のあとは、お楽しみの「旧乱歩邸」見学。
もちろん初めてでしたが、土蔵や応接間の様子を庭から覗き見るという感じ。
こんな所です。

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応接間は係員の方がいたので撮影できません><。。。
でも土蔵の中はガラス越しながら乱歩の蔵書や、本棚の様子、階段の作りが見れてよかったですね。
でも作家さんたちの場合は、さすがに玄関から入れて、詳しく資料も本も手に取って見られたようなのが羨ましかったなあ。
喜国さんは「ドグラマグラ」のサイン本に興味を示し、山口雅也氏は海外ミステリの棚に。京極氏はなんと江戸時代の古文書にへばりついていたとか(笑)

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ガラスが光ってよく分からないですね^^;


そうそう、綾辻さんは今月、自信作の長編「アナザー」が発売されるとかで、宣伝にもいそしんでおられました^^;喜国さんも、新書で(漫画ではない)マラソンの本を出されるそうです。走りながら古本屋を回るという、iizuka師匠が喜びそうな本になるのでは。

あ、ここまで書いて、全然北村さんのことに触れてませんね(苦笑)喜国先生が一番ノッテしゃべってたようだし、綾辻さんは司会だし、確かに一番目だたなっかたのですが、これは私が北村ファンではないということが、一番の原因でしょう(北村先生、ファンの皆様、ごめん!)

印象に残ったのが、2人がポプラ社の乱歩からはいったのに、北村さんだけ、その前の版の光文社版から「少年探偵団」シリーズにはまったそうです。
「少年探偵団」から入門して、その後は本格的に乱歩を読み、最後はミステリを自分で書き始める。そんな乱歩の3段階というのが面白かった。
しかし、喜国さんが51歳、綾辻さんが48歳くらい。
若く見えても、皆さんけっこうな年齢なのですね。
北村先生も来年のアンソロジー企画で大変なようですし。今年は連載しているものをまとめて、本にするらしいですよ。期待しましょう。

いやあ、久し振りに書くととりとめない内容のわりには、時間ばかりかかってしまいます^^;;
また、間のあいた更新になりますが、皆様これからもよろしくお願いいたします。